BUSINESSサービス品質について
サービス品質の向上をめざし、インスペクター※による
きめ細やかなサービス品質のチェック・改善などを実施しています。 
※当社の品質マネジメントシステム(QMS)を習得した社内要員
インスペクション(品質チェック・改善) INSPECTION
建物・設備の状態、劣化状況、関連法令に則した適正な設備の管理、
建物利用者の安全を図る措置が行われているか等を
当社独自の評価基準で総合的にチェックします。
検査結果は現場スタッフと共有し、更なる品質向上に活かします。
インスペクション(サービス品質チェック・改善)は、弊社独自のチェックシートを活用して、専門部署がきめ細かに行っております。


総合管理業務インスペクション
- 書類管理一般
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  - ●管理業務受委託書の保管確認
- ●点検・保守作業に関わる報告書や記録書の保管確認
 
- 鍵管理
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  - ●預り証や内訳書ならびに台帳の保管確認
- ●テナント会社との鍵またはカードの受領書類確認
 
- 改正建築物環境衛生法
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  - ●上記法に基づいた点検業務の確認
- ●上記法に基づいた数値の確認
 
- 安全
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  - ●火災や地震発生時などの緊急時対応マニュアルの作成確認
- ●各種安全指示書・確認書の保管確認(特定業務元請の場合)
 
- 清掃業務
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  - ●清掃業務受委託書の保管確認
- ●産業廃棄物管理票交付等状況報告書の届出確認
 
- 警備業務
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  - ●警備業務受委託書の保管確認
- ●警備日誌の保管確認
 
- 請負修繕(工事)
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  - ●工事による新たな鍵の授受書の保管確認
- ●工事にともなう所定の書類作成の確認
 
- 現場確認
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  - ●館内掲示物の汚損・劣化有無の確認
- ●屋上やバルコニー内のゴミの散乱・雑草の有無確認
 
清掃インスペクション
- エントランス
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  - ●床面/ほこり・汚れの堆積有無やシミ等の確認
- ●扉・自動ドア/ガラスのくもりや金属部の汚れ確認
 
- エレベーターホール・廊下
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  - ●壁面・柱/スイッチ廻り等の汚れ確認
- ●エレベーター関連/表扉周辺のほこり有無確認
 
- 給湯室
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  - ●流し台/シンク、水栓の汚れ有無確認
- ●ゴミ箱/内容物の回収有無確認
 
- 屋内階段
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  - ●手すり・壁面/手すりに手垢やほこりの有無確認
- ●階段室扉/ノブ廻りの手汚れの有無確認
 
- トイレ
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  - ●便器/衛生陶器の上面・内面・側面の汚れ有無の確認
- ●消耗品/トイレットペーパーや水石鹸の補充確認
 
- エレベーター
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  - ●操作パネル・内扉/ボタン廻り等の汚れ確認
- ●床面/入口周辺と他の部分に光沢や汚れの差を確認
 
- 外周・ゴミ置場・喫煙室・リフレッシュルーム
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  - ●玄関廻り/土砂・汚れの堆積有無確認
- ●ゴミ集積所/汚れや臭気の確認
 
- 清掃用具置場・駐車場
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  - ●清掃用具置場/汚れや臭気確認ならびに不用品の放置確認
- ●駐車場/土砂・汚れの堆積有無確認
 
- その他
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  - ●業務関係書類/ファイルの更新確認
- ●鍵・カード保管/保管状況の確認
- ●身だしなみ/清潔な作業着ならびに名札着用の確認
 
研修センターTRAINING
「テクニカルスキル教育」を実施するため、テーマごとにゾーンを設けて実際の器具や装置を設置し、新入社員をはじめとする全ての従業員に対して、機器やシステムに関する知識と運転操作・取扱い・修理・部品交換などの実技研修を定期的に実施しています。
また、設備管理のみならず、清掃や警備に関する実技研修を行うことにより、建物総合管理会社として必要なスキルを習得します。
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 空調ゾーン空調機(全熱交換器組込)、空冷ヒートポンプ式PAC、ウォールスルーPACの構造や温湿度制御、フィルター管理等を学習します。また、PACのエラー表示に対する対処法を習得します。 
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 電気ゾーン模擬キュービクルにより受電設備の構成や各部の名称・役割を理解し、機器の操作を体験すると共に安全管理を習得します。動力盤・分電盤の構造と日常点検・測定作業、器具交換や配線実習により工具の使用方法を学習します。 
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 防災センターゾーン中央監視装置による空調設備の運転・停止や風量制御等、遠隔による操作方法を習得します。 火災発生時の防火設備の個々の作動やシステム間の連動および非常放送設備等緊急時の対応操作を習得します。 
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 消防ゾーン緊急時にも冷静かつ的確に対応できるよう、ガス消火設備・消火栓の操作方法、消火作業手順、消火方法を習得します。 また感知器・スプリンクラーヘッドの種類および消火器・スプリンクラー制御弁の構造を習得します。 
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 衛生ゾーン給排水設備の基本的システムで各機器や部品の名称、構造や動作原理と故障対応並びに排水管の詰まり対応等のメンテナンス作業を習得します。また、衛星器具の清掃では部位・材質による洗剤の選び方等の学習をします。 
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 安全・清掃ゾーン保護具や脚立・作業床の正しい使用方法を学習し、天井裏作業時の危険予知や安全対策を習得します。清掃は素材の汚れの質を理解し資機材の適切な使用による清掃方法や清掃員としてのマナー・技術を習得します。 
自衛消防FIRE FIGHTING
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 自衛消防訓練従業員の災害時の防災対応能力を高めるため、防災訓練・講習等のソフト面の防災対策にも取り組んでいます。 
 自主防災体制の強化を目的に、年1~2回、自衛消防訓練を実施しています。この訓練では、所轄消防署の指導を仰ぎながら、地震および火災発生時の初動対応、初期消火、救出救護、傷病者搬送、避難誘導等、実践的な訓練を実施しています。
 また、各消防署主催の「自衛消防訓練審査会」にビルの自衛消防隊として出場しています。
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 救命講習応急手当等の救命講習を修了した従業員数は、611名(2021年12月末現在)。 
 東京消防庁が奨励している「応急手当奨励制度」で、応急手当奨励事業所として、2012年9月12日より救命講習受講優良証の交付を受けています。